整経場では、これまで繁雑で手間のかかった糸掛け行程をロボットが自動で行い、
編機の間には、埋設誘導線に沿って、編み上がった反物を自動で検査場まで運ぶ
自動搬送機が動いています。
そして、自動で選別し、指定トラックで出荷を待つのです。
その他、これまで人の手によって行ってきた作業のほとんどを機械化しています。
それらの省力化ロボットはほとんどがオリジナルで造られたものです。
これからも、創意工夫のポリシーによって、さらに省力化工場を目指していきます。

これまで、小矢部繊維は独創的な技術開発を次々と行ってきました。
その結果、少人数で工場の操業が可能となり、夜間は無人で稼働する工場を完成させました。
これまで3交替で勤務しなければならなかったところが、2交替で済むようになり、
かつ週休2日制の実施が可能になったのです。
省力化によって、働きやすい環境が整備されたといえるでしょう。
今後もさらに技術革新を続けていきます。